異変を感じたのは2か月程前から
右乳輪下あたりに直径約2㎝程の塊が出来ていて。感触が固かったんです。以前にも同じところに膿が溜まり、近所の皮膚科で痛い処置を受けたことがありました。前回と同じ場所ではあったのですが、今回は固かったので膿ではないのかもと次第に不安が大きく膨らんだのです。
勇気を出して・・・
その後患部を触っていたら、プシューっと乳白色をした少し粘質状の液が出たんです。膿だったようです。素人判断は良くないのですが、その後膿を絞りだしてアクリノールで患部を消毒。
それを繰り返し行って少しずつ塊が小さくなりました。でもその後左側の乳房がチクチクと痛み始め、なんの痛みなのかさらに不安が強くなってしまいました。
医療機関を探す
乳癌の検査は、乳腺科、乳腺外科で行います。でも、専門分野のため総合病院で毎日医者が常駐して診てくれるところが少ないようです。以前は、都内の有名大学病院で診てもらいましたが検査を受けるまで半月後まで待たされて。診察もなんだかな・・・・という感じ。おそらくもっと重篤な状態であれば診察も時間をかけるのでしょうか・・・。
全国から患者さんが訪れるので、確かに診察は大変なのでしょう。でもあまりいいイメージがないので、出来れば自宅から近い専門の医療機関はいないかと少し時間をかけてネットで探しました。
すると、以前大学病院で医長をされていた乳腺専門認定医の先生が自宅から電車に乗って行けるわりと近いところで開業していることを知りました。
そこは、マンモグラフィー検査や超音波検査を行い当日に診断が受けられます。さらに針生検で高度な精密検査も可能。ここで通院して抗がん剤治療を受けることも可能とのことです。手術が必要な場合は、速やかに提携病院へ紹介して下さるとのこと。これは安心です。
家から遠くなく、結果もすぐにわかるという点がクリアで、私は医療機関を決めたのですが。でも、ちょっと心配な点が一つ。それは、先生の人格。これ、とってもポイントですよね。診察受けるまで心配でした＾＾；
検査、そして診断は・・・
クリニックの中はとても綺麗で、女性目線の雰囲気の心が和むBGMが流れていました。問診票記入後にスタッフの方に案内されて更衣室でピンクの病衣に着替え、私の場合は診察室に通され触診とエコー検査からスタート。やはり右乳輪下のしこりは膿とのこと。その後、エコー検査を行いました。すると、左乳房外側に直径7㍉程度の塊がみとめられました。でも、それは良性のもので経過観察で大丈夫だろうとのことですが、念のためマンモもしましょうということでマンモグラフィー検査を行いました。
検査が終わると直ぐに診察室に戻り診断。膿が胸の他の箇所に及んでいることはなく、左乳房の塊も特に治療することはないとの診断でした。また1年後に来てくださいと言われほっとしました。
医療機関を選ぶ時にチェックしたもの
いざ乳癌の疑いがあった時、どこで診てもらおうか結構悩みます。専門的である分、病院だと先にも言いましたが、先生が毎日診察して下さるところはあまり多くないようです。それに、健康診断で異常をみとめられた人限定とか、他の医療機関の紹介状ないと受診は受けられないなど、初診で診てもらえないところが多くあることも知りました
。
私が今回医療機関を選ぶ際にチェックしたのは、
・専門認定医であること
・個人で開業するまでのキャリア
・提携病院が明確であること
この3つでした。この3つがクリア出来ればいいと考えてました。
でも、もっと大事なポイントは、医師の対応の仕方。
これですよね。
でも、これはネットでは見えてきません。よく口コミ情報がありますが、あれもあまりあてに出来ないところがあります。（以前口コミで失敗したことがあります）実際に会うまで全くわからないので、もう出たとこ勝負という感じ＾＾；
しかし、今日診察した先生は30代後半40代くらいの少し若い男性医師でしたが、人当りのいい感じでした。現在も週に何日かは病院で執刀しているそうです。エコー検査も手際よく丁寧にしてくださって。
驚いたことに、検査後先生が温タオルでジェルを拭き取ってくださいました。それも手際よく。（今まではティッシュとか、ぬれナプキンを手渡され自分で拭きました。）
乳癌の発症率が高くなっていますが、早期発見であれば適切な治療を受けて問題なく生活出来るそうです。そのため、やはり定期的な検査は必要。でも乳癌検査の認知度が高くなっていますが、いざ医療機関を選択しようとすると迷うことが多いもの。
医療機関の選定や乳癌のことを、今回じっくり考えることが出来て本当によかったです。今後は乳癌のことについては、今日診てくださった先生にお願いしようと決めることが出来て安心しました
次回の診察は1年後となります。
その日まで何もなければいいのですが・・・。
もしよろしければ応援宜しくお願い致します
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